ホースをくわえてガスを吸い込む

日々の備忘録。音楽とか本とか映画とか愚痴とか。

darcと日常の備忘録

 

Syrup16gのdarcについて>

Syrup16gのdarcの発売日(店着日)。早速購入した。新譜は去年のKranke以来なのか。1年なんてあっというまなのだとしみじみと感じる。曲をざっと一通り聞いた感じだとインタビューでも宣伝でも言ってたけど出来たばかりの曲達をそのまま録音して発表したんだなと。一発取りという事もあって音質も生々しいし基本的にダビングも少ないから、スタジオライブというかリハーサルの音源をそのまま聴いている感じすらする。

で、特筆すべきはやっぱり歌詞だと思う。多分、曲を作ってから録音するまで間がないからブラッシュアップのような事はほぼしていないようでとても生々しい。再結成してからなりを潜めてたヒリヒリする感じが前面に出ている。ただ、現時点の五十嵐さんの考えや立ち位置を示す様な少し前向きというかミュージシャンとしての表現者としての業を引き受けた覚悟や諦めの前向きさがやっぱり出ていて、それが以前(解散前)と決定的に異なる部分だし再結成後に一貫している部分なのだと思っている。やっぱりこれもインタビューで言っていたけど今は出したい時に割とCDを出せる状況みたい。Syrup16gの空白期間である2005年ぐらいから2008年に掛けてライブでは発表されてた曲達も当時も今みたいな環境だったら発表されていたんだろうな・・・。それが今でも残念。個人的には曲の空気感というか五十嵐さんが曲を書き殴る時に出る手癖みたいなものがdarcではとても出ていて、それは上記の空白期間で未発表だった曲達に共通すると思う。やっぱり人間だから歌詞を書く時の人間関係とか距離感とかがリアルに出ていて、その時の曲達と今の曲達を比べると勝手に感慨深い気持ちにもなる。今は人と関わろうという気持ちがあるかはちょっと分からないけど、そういう迷いみたいのを俯瞰で見ている感じがする。ストレスが少ない状況で曲は書けているのだなと。

もう始まるツアーが楽しみ。今回はライブハウスだからホールツアーとは違ってたセットリストになると思うし。

<日常の備忘録>

仕事柄勉強が必要で色々将来を迷ったりしたり、上手く行かない別の事柄が同時進行であってサボりがちたっだけど最近覚悟がちょっと決まってまた勉強を再開している。ひいては転職までしないとな考えている。

基本的に落ち込むことは少ない性格なのだけど、たまに落ち込むこともあって、何でだろうな?と考えた時はそれは劣等感だと最近気づいた。人生っていうのがある程度レールに乗ってきて年代で軌道修正というのがしにくくなってきた中で、その分同世代の他人との環境であったり幸福度であったりの差というのが割とはっきり出始めきたのかもなと。

ただ本来、幸せなんて相対的じゃなくて絶対的なものだし自分がこれでいいと思っているなら落ち込む必要なないのだから、突き詰めると自分が今の生活に満足していないって事になるし自信がないのだという事になると思った。今、ちょうどdarcのRookie Yankeeがipodから流れてて、ちょっと頑張ろうと思った次第。