夏もそこそこ
時間は有限です。
気が付いたらあっというまに、消えうせるのかなと。
ジャックの壊れたヘッドフォン。画面に奇妙なシミが浮かんできた携帯電話。大切に使ってわけではないけど、壊れかけ来てから大切になる。
嫌だな。
暑い。熱い。アツい。
今日、めずらしくそこそこに混んだ電車で、女性に囲まれるという、男にとっては結構幸運? の出来事に遭遇したんですが、痴漢に間違えられないか必死でした。
吊革を左手でつかみ、その左手に右手を添えて、何かに祈るように目を瞑り、土俵際の白鳳のように足に力を入れ、耐えました。
偶然の幸運というのは、時として人に戸惑いをもたらします。
かといって、周りがオッサンだらけだったら、その不運に涙までは見せませんが、悲しさに気づかれない程度の溜息をするでしょう。
わがままですね。